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看護師の派遣会社4社を比較。病院で働ける形と許可番号

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2026/9/25公開

看護師の派遣を扱う4社を比べると、病院で派遣として働ける形は、どの会社も条文の例外の範囲に収まっていました。紹介予定派遣と、産休・育休で休む職員の代わりです。違いが出たのは、30日以内の単発の扱いと、応援ナースのような派遣ではない働き方を一緒に扱っているかでした。比べたのは、レバウェル看護・MC-ナースネット・スーパーナース・ナースパワーです。

4社とも、紹介と派遣の2つの許可番号が照合できた

4社とも、サイトに職業紹介と派遣の2つの許可番号を出していました。厚生労働省の人材サービス総合サイトで番号を引くと、4社ともサイトと同じ会社の名前が出ました(令和8年9月1日現在の情報。2026年9月25日に検索)。

サービス職業紹介の許可番号派遣の許可番号
レバウェル看護13-ユ-309623派13-310987
MC-ナースネット13-ユ-070292派13-070607
スーパーナース13-ユ-010547派13-300580
ナースパワー43-ユ-010011派43-300006

派遣の事業には、職業紹介とは別の許可が要ります。労働者派遣法5条1項です。

労働者派遣事業を行おうとする者は、厚生労働大臣の許可を受けなければならない。

紹介予定派遣は、派遣のあとに派遣先へ雇われるところまでをつなぐ派遣で、派遣会社が職業紹介もします。そのため、派遣の許可に加えて職業紹介の許可か届出が要ります。許可は事業をしてよいという事実で、紹介される職場の良し悪しまでは分かりません。調べ方の手順は転職サイトの許可番号の調べ方にあります。

病院で派遣として働ける形は、どの会社も例外の範囲

病院やクリニックで派遣として働く形として、4社のうち3社が、紹介予定派遣と産休などの代わりを公式ページで挙げていました。スーパーナースとナースパワーは、これにへき地を加えています。病院等での看護の派遣は、施行令2条1項が原則として禁じています。外しているのは、紹介予定派遣・休む職員の代わり・へき地だけです(看護師の派遣が禁止される場所と例外)。

サービス病院等での派遣として挙げている形
レバウェル看護紹介予定派遣・産休代替派遣
MC-ナースネット説明は公式ページに記載なし(産休代替派遣の求人あり)
スーパーナース産育休代替派遣・へき地・紹介予定派遣
ナースパワー産休代替派遣・紹介予定派遣・へき地

スーパーナースは、会社の採用ページで、医療機関への派遣の範囲をこう説明しています。

医療機関に対しては「産育休代替派遣」「へき地」「紹介予定派遣」のみ、派遣が許可されています。

レバウェル看護は、派遣先の一覧で、病院・クリニック・介護老人保健施設に「紹介予定派遣、産休代替派遣のみ」の注を付けています。介護老人保健施設(老健)は、施行令2条1項4号の場所に入っている介護の施設です。へき地がどの市町村かは、看護師の派遣ができるへき地の一覧で確かめられます。

介護施設・保育園は、ふつうの派遣の職場

病院等に当たらない職場では、例外に頼らないふつうの派遣(一般派遣)ができます。4社とも、介護の施設を派遣の職場として挙げていました。

ナースパワーは、有料老人ホーム・デイサービス・特別養護老人ホーム・社会福祉施設・保育園を挙げています。レバウェル看護は、デイサービス・有料老人ホーム・特別養護老人ホーム・訪問看護ステーション・訪問入浴・保育園です。スーパーナースは介護施設・巡回入浴・デイサービスです。MC-ナースネットは、仕事の種類として介護施設・健診・デイサービス・旅行の添乗・イベントの救護待機なども挙げています。

訪問看護は、利用者の自宅(居宅)で看護をする仕事です。居宅での看護は4号の禁止の場所に入り、除かれているのは訪問入浴介護だけです。訪問看護の派遣の求人を見たら、利用者の自宅で看護をする仕事か、そうなら例外のどれに当たるのかを派遣会社に確かめます。

30日以内の単発は、会社で扱いが分かれた

30日以内の単発の派遣は、レバウェル看護は扱わず、MC-ナースネットとスーパーナースは扱っていました。ナースパワーの単発は、派遣ではなく業務委託と表示されています。

レバウェル看護の派遣看護師の働き方のページには、こう書かれた注があります。

※レバウェル看護では単発派遣は扱っていません。

30日以内の派遣(日雇派遣)は、労働者派遣法35条の4で原則として禁じられています。看護の業務は、病院等・介護老人保健施設・居宅などの外なら、例外の業務に入っています(施行令4条1項19号)。MC-ナースネットの単発の検索ページは、30日以内の派遣を希望する人に、60歳以上・昼間学生など4つの条件を示しています。これは働く人の側の例外(施行令4条2項)で、4つの中身は薬剤師の単発派遣の条件で条文から確かめています。

応援ナースは派遣ではない

応援ナースは、病院に期限付きで直接雇われる働き方で、派遣ではありません。雇い主が病院なので、病院での派遣の禁止には当たりません。

ナースパワーは、派遣のページで違いをこう説明しています。

派遣看護師と応援ナースを混同される方がいますが、この二つは全く違う働き方です。派遣はナースパワーの雇用に対して、応援ナースは医療機関との直接雇用になります。

レバウェル看護も、派遣のページの求人例に「応援ナースは派遣ではなく直接雇用です」と注を付けています。ナースパワーの応援ナースのページによると、雇われる期間は決まっていて、給料は応援先の病院から払われます。雇用契約の相手、契約の期間、赴任の費用をだれが持つかを、病院との契約で確かめます。

登録する前に、3つを聞いておく

どの会社でも、登録する前に聞くことは同じです。1つめは、働く場所が病院等・老健・利用者の自宅に当たるかどうかです。2つめは、当たるなら紹介予定派遣・休む職員の代わり・へき地のどれか、3つめは期間が30日を超えるかです。

紹介予定派遣の期間や面接のきまりは看護師の紹介予定派遣とはにまとめています。紹介の手数料を払うのが雇う側である理由は紹介会社の手数料は誰が払うかにあります。

この記事で確かめたこと

原文から引用した文
4件
出典
4件(法令 1)
公開

引用が出典の原文と一致するかを、公開後も機械で照合しています。確かめ方は運営者情報にあります。

紹介した会社の許可番号

サービス運営会社許可の確認費用
レバウェル看護レバウェル株式会社職業紹介:人材サービス総合サイトで照合
13-ユ-309623
派遣:派13-310987
記載なし(理由は下)
MC-ナースネット株式会社メディカル・コンシェルジュ職業紹介:人材サービス総合サイトで照合
13-ユ-070292
派遣:派13-070607
記載なし(理由は下)
スーパーナース株式会社スーパーナース職業紹介:人材サービス総合サイトで照合
13-ユ-010547
派遣:派13-300580
記載なし(理由は下)
ナースパワー株式会社ナースパワー人材センター職業紹介:人材サービス総合サイトで照合
43-ユ-010011
派遣:派43-300006
記載なし(理由は下)
レバウェル看護
派遣看護師の働き方のページに、一般派遣と紹介予定派遣を扱うこと、単発派遣は扱っていないこと、一般派遣は最短2ヶ月から勤務できることが出ています。主な派遣先の一覧では、病院・クリニック・介護老人保健施設に「紹介予定派遣、産休代替派遣のみ」の注が付いています。同じページのいちばん下に、有料職業紹介事業 紹介13-ユ-309623 と労働者派遣事業 派13-310987 が出ています。人材サービス総合サイトで引くと、職業紹介・派遣とも事業主名称はレバウェル株式会社、許可年月日はどちらも平成30年08月01日でした。職業紹介の手数料と返戻金制度の欄はどちらも「有」、備考欄に医療分野の適正有料職業紹介事業者の認定番号 01008(2) がありました(令和8年9月1日現在の情報。2026年9月25日に検索)。 求職者から手数料を取ることは、職業安定法32条の3第2項で原則として禁じられています。この記事は働き方と許可番号を比べたもので、費用は比べていません。
MC-ナースネット
会社概要のページの認可の欄に、有料職業紹介事業 13-ユ-070292 と労働者派遣事業 派13-070607 が並んでいます。初めての方へのページは、常勤・非常勤の紹介のほか、1日単位(スポット)と短期・長期の派遣を案内しています。単発・スポットの検索ページには、30日以内の派遣を希望する人向けに、60歳以上・昼間学生など4つの条件が出ています。病院で派遣として働ける条件の説明は、読んだ範囲の公式ページには見つかりませんでした(求人の見出しには「産休代替派遣」の病棟・クリニックの求人がありました)。人材サービス総合サイトで引くと、職業紹介・派遣とも事業主名称は株式会社メディカル・コンシェルジュ、許可年月日は職業紹介が平成12年12月01日、派遣が平成16年02月01日でした。職業紹介の手数料と返戻金制度の欄はどちらも「有」、備考欄に医療分野の適正有料職業紹介事業者の認定番号 01043(1) がありました(令和8年9月1日現在の情報。2026年9月25日に検索)。 求職者から手数料を取ることは、職業安定法32条の3第2項で原則として禁じられています。この記事は働き方と許可番号を比べたもので、費用は比べていません。
スーパーナース
会社概要のページの許可番号の欄に、労働者派遣事業許可番号 派13-300580 と職業紹介事業者許可番号 13-ユ-010547 が並んでいます。会社の採用ページ(ビジネスについて)は、介護施設・巡回入浴・デイサービスへの派遣と単発派遣のマッチングを説明し、医療機関への派遣は産育休代替派遣・へき地・紹介予定派遣に限られると書いています。求人サイトの雇用形態の欄には、派遣・紹介予定派遣・産育休代替派遣が並んでいます。人材サービス総合サイトで引くと、職業紹介・派遣とも事業主名称は株式会社スーパーナース、許可年月日は職業紹介が平成13年01月01日、派遣が平成17年01月01日でした。職業紹介の手数料と返戻金制度の欄はどちらも「有」でした。検索画面の区分で医療分野の適正事業者に絞ると、この番号は出てきませんでした(令和8年9月1日現在の情報。2026年9月25日に検索)。 求職者から手数料を取ることは、職業安定法32条の3第2項で原則として禁じられています。この記事は働き方と許可番号を比べたもので、費用は比べていません。
ナースパワー
サイトのいちばん下の許可・登録情報に、職業紹介事業 43-ユ-010011 と一般労働者人材派遣事業 派43-300006 が出ています。派遣のページは、派遣の種類を紹介予定派遣・産休代替派遣・一般派遣の3つとし、医療機関では産休代替派遣か紹介予定派遣、へき地の医療機関への派遣は2021年4月から、と説明しています。一般派遣の職場として有料老人ホーム・デイサービス・特別養護老人ホーム・社会福祉施設・保育園を挙げています。応援ナースは医療機関との直接雇用、単発は業務委託と表示しています。人材サービス総合サイトで引くと、職業紹介・派遣とも事業主名称は株式会社ナースパワー人材センター、許可年月日は職業紹介が平成08年10月01日、派遣が平成16年06月01日でした。職業紹介の手数料と返戻金制度の欄はどちらも「有」、備考欄に職業紹介優良事業者の認定番号 第2504001(01)号と、医療分野の適正有料職業紹介事業者の認定番号 01052(1) がありました(令和8年9月1日現在の情報。2026年9月25日に検索)。 求職者から手数料を取ることは、職業安定法32条の3第2項で原則として禁じられています。この記事は働き方と許可番号を比べたもので、費用は比べていません。

費用は、求職者が払うものとして各社の公式サイトに税込の金額が文章で明示されているものだけを掲載しています。

「許可の確認」は、各社の公式サイトに出ている許可番号を、厚生労働省の人材サービス総合サイト (職業紹介事業・労働者派遣事業の検索)で引き、事業主の名前が一致したかどうかを書いたものです。 許可は事業を営んでよいという事実で、紹介の質を保証するものではありません。 サイトで番号が見つからないことは、許可が無いことを意味しません。

出典