看護師の派遣会社4社を比較。病院で働ける形と許可番号
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看護師の派遣を扱う4社を比べると、病院で派遣として働ける形は、どの会社も条文の例外の範囲に収まっていました。紹介予定派遣と、産休・育休で休む職員の代わりです。違いが出たのは、30日以内の単発の扱いと、応援ナースのような派遣ではない働き方を一緒に扱っているかでした。比べたのは、レバウェル看護・MC-ナースネット・スーパーナース・ナースパワーです。
4社とも、紹介と派遣の2つの許可番号が照合できた
4社とも、サイトに職業紹介と派遣の2つの許可番号を出していました。厚生労働省の人材サービス総合サイトで番号を引くと、4社ともサイトと同じ会社の名前が出ました(令和8年9月1日現在の情報。2026年9月25日に検索)。
| サービス | 職業紹介の許可番号 | 派遣の許可番号 |
|---|---|---|
| レバウェル看護 | 13-ユ-309623 | 派13-310987 |
| MC-ナースネット | 13-ユ-070292 | 派13-070607 |
| スーパーナース | 13-ユ-010547 | 派13-300580 |
| ナースパワー | 43-ユ-010011 | 派43-300006 |
派遣の事業には、職業紹介とは別の許可が要ります。労働者派遣法5条1項です。
労働者派遣事業を行おうとする者は、厚生労働大臣の許可を受けなければならない。
紹介予定派遣は、派遣のあとに派遣先へ雇われるところまでをつなぐ派遣で、派遣会社が職業紹介もします。そのため、派遣の許可に加えて職業紹介の許可か届出が要ります。許可は事業をしてよいという事実で、紹介される職場の良し悪しまでは分かりません。調べ方の手順は転職サイトの許可番号の調べ方にあります。
病院で派遣として働ける形は、どの会社も例外の範囲
病院やクリニックで派遣として働く形として、4社のうち3社が、紹介予定派遣と産休などの代わりを公式ページで挙げていました。スーパーナースとナースパワーは、これにへき地を加えています。病院等での看護の派遣は、施行令2条1項が原則として禁じています。外しているのは、紹介予定派遣・休む職員の代わり・へき地だけです(看護師の派遣が禁止される場所と例外)。
| サービス | 病院等での派遣として挙げている形 |
|---|---|
| レバウェル看護 | 紹介予定派遣・産休代替派遣 |
| MC-ナースネット | 説明は公式ページに記載なし(産休代替派遣の求人あり) |
| スーパーナース | 産育休代替派遣・へき地・紹介予定派遣 |
| ナースパワー | 産休代替派遣・紹介予定派遣・へき地 |
スーパーナースは、会社の採用ページで、医療機関への派遣の範囲をこう説明しています。
医療機関に対しては「産育休代替派遣」「へき地」「紹介予定派遣」のみ、派遣が許可されています。
レバウェル看護は、派遣先の一覧で、病院・クリニック・介護老人保健施設に「紹介予定派遣、産休代替派遣のみ」の注を付けています。介護老人保健施設(老健)は、施行令2条1項4号の場所に入っている介護の施設です。へき地がどの市町村かは、看護師の派遣ができるへき地の一覧で確かめられます。
介護施設・保育園は、ふつうの派遣の職場
病院等に当たらない職場では、例外に頼らないふつうの派遣(一般派遣)ができます。4社とも、介護の施設を派遣の職場として挙げていました。
ナースパワーは、有料老人ホーム・デイサービス・特別養護老人ホーム・社会福祉施設・保育園を挙げています。レバウェル看護は、デイサービス・有料老人ホーム・特別養護老人ホーム・訪問看護ステーション・訪問入浴・保育園です。スーパーナースは介護施設・巡回入浴・デイサービスです。MC-ナースネットは、仕事の種類として介護施設・健診・デイサービス・旅行の添乗・イベントの救護待機なども挙げています。
訪問看護は、利用者の自宅(居宅)で看護をする仕事です。居宅での看護は4号の禁止の場所に入り、除かれているのは訪問入浴介護だけです。訪問看護の派遣の求人を見たら、利用者の自宅で看護をする仕事か、そうなら例外のどれに当たるのかを派遣会社に確かめます。
30日以内の単発は、会社で扱いが分かれた
30日以内の単発の派遣は、レバウェル看護は扱わず、MC-ナースネットとスーパーナースは扱っていました。ナースパワーの単発は、派遣ではなく業務委託と表示されています。
レバウェル看護の派遣看護師の働き方のページには、こう書かれた注があります。
※レバウェル看護では単発派遣は扱っていません。
30日以内の派遣(日雇派遣)は、労働者派遣法35条の4で原則として禁じられています。看護の業務は、病院等・介護老人保健施設・居宅などの外なら、例外の業務に入っています(施行令4条1項19号)。MC-ナースネットの単発の検索ページは、30日以内の派遣を希望する人に、60歳以上・昼間学生など4つの条件を示しています。これは働く人の側の例外(施行令4条2項)で、4つの中身は薬剤師の単発派遣の条件で条文から確かめています。
応援ナースは派遣ではない
応援ナースは、病院に期限付きで直接雇われる働き方で、派遣ではありません。雇い主が病院なので、病院での派遣の禁止には当たりません。
ナースパワーは、派遣のページで違いをこう説明しています。
派遣看護師と応援ナースを混同される方がいますが、この二つは全く違う働き方です。派遣はナースパワーの雇用に対して、応援ナースは医療機関との直接雇用になります。
レバウェル看護も、派遣のページの求人例に「応援ナースは派遣ではなく直接雇用です」と注を付けています。ナースパワーの応援ナースのページによると、雇われる期間は決まっていて、給料は応援先の病院から払われます。雇用契約の相手、契約の期間、赴任の費用をだれが持つかを、病院との契約で確かめます。
登録する前に、3つを聞いておく
どの会社でも、登録する前に聞くことは同じです。1つめは、働く場所が病院等・老健・利用者の自宅に当たるかどうかです。2つめは、当たるなら紹介予定派遣・休む職員の代わり・へき地のどれか、3つめは期間が30日を超えるかです。
紹介予定派遣の期間や面接のきまりは看護師の紹介予定派遣とはにまとめています。紹介の手数料を払うのが雇う側である理由は紹介会社の手数料は誰が払うかにあります。
この記事で確かめたこと
- 原文から引用した文
- 4件
- 出典
- 4件(法令 1)
- 公開
引用が出典の原文と一致するかを、公開後も機械で照合しています。確かめ方は運営者情報にあります。
